真相をお話しします あらすじ

本屋大賞

『#真相をお話しします』あらすじと感想|2023年本屋大賞ノミネートの新感覚ミステリをAudibleナレーター間島淳司さんの朗読で聴く

著者:https://www.amazon.co.jp/Audible-%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E3%82%92%E3%81%8A%E8%A9%B1%E3%81%97%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99/dp/B0B58H414L?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3EMTZONLBJNQZ&dib=eyJ2IjoiMSJ9.OaYusRBIIxMq5dUI1tf0X5i0pwm3CTV_hgm7jehSYuvGjHj071QN20LucGBJIEps.QEsHXTu2KeSdbwoLRBxxU72g0x9f7MbSqR0XOpu3fXw&dib_tag=se&keywords=%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E3%82%92%E3%81%8A%E8%A9%B1&qid=1784331156&s=audible&sprefix=%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E3%82%92%E3%81%8A%E8%A9%B1%2Caudible%2C178&sr=1-1&linkCode=ll2&tag=kaz0427-22&linkId=eac0c810dde66f126a6fda14f2ba59d5&ref_=as_li_ss_tl版:Audible Studios)

こんにちは、ひよりです。今回ご紹介するのは、結城真一郎さんの『#真相をお話しします』。
2022年に最も売れたミステリー小説とも言われ、映画化もされた新感覚の短編集です。
SNSやマッチングアプリ、リモート飲み会など、私たちの日常に潜む「何かがおかしい」という違和感に、休憩中に聴いていたつもりが、続きが気になって手が止まらない時間が続きました。
ナレーターの間島淳司さんの朗読とあわせて、じっくりレビューしていきます。

📖 この作品をAudibleで聴く

#真相をお話しします

30日間無料体験実施中

▶ 今すぐ聴く

『#真相をお話しします』のあらすじ

私たちの日常に潜む小さな「歪み」、あなたは見抜くことができるか——。本作は、現代ならではの題材を織り込んだ5編のミステリー短編を収めた作品集です。

島育ちの仲良し小学生4人組が「ゆーちゅーばー」を夢見た末路を描く「#拡散希望」。家庭教師の派遣サービスに従事する大学生が、とある家族の異変に気づく「惨者面談」。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子のもとに、「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れる「パンドラ」。そのほか、マッチングアプリでのパパ活を描く「ヤリモク」、リモート飲み会と三角関係を描く「三角奸計」——SNS、マッチングアプリ、リモート飲み会、中学受験、精子提供といった「今どき」の題材を巧みに盛り込みながら、短い物語の最後に、あっと驚く真相が明かされていきます。

表題にもなっている「#拡散希望」は、新潮社のHPで全文無料公開されるとSNSで大きな反響を呼び、日本での発売前に韓国での翻訳が決定するという異例の展開に。第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞したこの一編を含む本作は、2022年に最も売れたミステリー小説となり、2023年本屋大賞にもノミネート。2025年には大森元貴さん・菊池風磨さん主演で映画化もされました。

ひよりの感想

正直に言うと、SNSやマッチングアプリといった現代的な題材が並んでいると聞いて、少し軽めのミステリーを想像していました。ですが、実際に聴いてみると、どの短編も最後に用意された真相の切れ味が鋭くて、休憩中に聴いていたのに「え、そういうこと!?」と思わず声が出てしまう瞬間が何度もありました。

特に印象的だったのは「惨者面談」と「パンドラ」。前半は日常のちょっとした違和感として描かれていた出来事が、ラストで一気に反転する構成が本当に見事です。私たちが普段何気なく見聞きしている情報が、実は「うわべだけ」だったのではないか——そんな不穏な感覚に、聴き終えたあともゾクゾクさせられました。

それぞれの短編が、SNS時代の情報の受け取り方や、人と人との繋がりの危うさといった、今の時代ならではのテーマを鋭く突いているのも印象的でした。単なるどんでん返しの面白さだけでなく、聴き終えたあとに「自分は大丈夫だろうか」と考えさせられる、後味の残るミステリー集です。1話ごとの完成度が高く、初めてミステリーを聴く方にもおすすめしたい一冊でした。

ながら読書ポイント

全5編の短編集なので、休憩中や移動中に1話ずつ聴き進めやすい構成です。各話とも最後の真相が肝心なので、ラストの展開は集中して聴くのがおすすめです。

著者・結城真一郎さんのプロフィール

生年 1991年生まれ
出身 神奈川県
出身大学 東京大学法学部
デビュー 2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞しデビュー
主な受賞・候補歴 第74回日本推理作家協会賞短編部門(「#拡散希望」)/2023年本屋大賞ノミネート(『#真相をお話しします』)
主な作品 『名もなき星の哀歌』『プロジェクト・インソムニア』『#真相をお話しします』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』『どうせ世界は終わるけど』など

結城真一郎さんは、東京大学法学部卒という経歴を持つ神奈川県出身の作家です。2018年に『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞してデビューし、2021年には「#拡散希望」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。若手ミステリー作家の旗手として注目を集めています。

『#真相をお話しします』は、そんな結城さんの名を一躍広めた代表作。SNSやマッチングアプリなど、現代社会に根ざした題材を巧みに取り込み、短い物語の中で鮮やかにどんでん返しを決める構成力が高く評価されています。発売前に「#拡散希望」を全文無料公開するという新潮社の仕掛けもSNS時代らしく話題を呼び、本作は2022年に最も売れたミステリー小説となりました。読者を油断させておいて足元をすくう、結城さんならではの「新時代のミステリ」が存分に味わえる作家です。

ナレーター・間島淳司さんのプロフィール

生年月日 1978年5月13日
出身 愛知県名古屋市
所属事務所 アイムエンタープライズ
趣味 カラオケ

間島淳司さんは、『とらドラ!』の高須竜児役や『ハイキュー!!』の田中龍之介役など、数多くの人気アニメ作品で活躍する男性声優です。二面性のあるキャラクターや、周囲に振り回される主人公役など、幅広い役柄を演じ分ける表現力に定評があります。

本作のように、日常の何気ない描写の中に不穏な違和感を潜ませる短編ミステリーにおいて、その繊細な空気の変化を丁寧に読み分ける表現力が光ります。前半の穏やかな日常から、ラストの衝撃的な真相へと物語がひっくり返る瞬間の緊張感を、間島さんの巧みな朗読が聴き手にしっかりと届けてくれます。

よくある質問

Q. 『#真相をお話しします』はどんな作品ですか?

SNSやマッチングアプリなど現代的な題材を織り込み、それぞれの物語の最後に鮮やかな真相が明かされる結城真一郎さんのミステリー短編集です。2023年本屋大賞にノミネートされました。

Q. 映画を観てからでも楽しめますか?

映画は原作の設定を活かしたオリジナルの構成になっているため、原作の短編集とは味わいが異なります。それぞれ別の作品として楽しめます。

Q. 「ながら読書」向きの作品ですか?

全5編の短編集で、休憩中や移動中に1話ずつ聴き進めやすい作品です。各話のラストの真相は集中して聴くのがおすすめです。

Q. Audible版のナレーターは誰ですか?

声優の間島淳司さんが朗読を担当しています。

まとめ

『#真相をお話しします』は、現代社会の「歪み」を鋭く突いた、どんでん返しの五連撃が味わえる結城真一郎さんの新感覚ミステリ。間島淳司さんの巧みな朗読が、日常に潜む違和感と衝撃の真相を丁寧に届けてくれます。ぜひ「ながら読書」で、その切れ味を体験してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました