ミス・パーフェクトが行く! あらすじ

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『ミス・パーフェクトが行く!』あらすじと感想|痛快世直しエンタメをAudibleナレーター谷合律子さんの朗読で聴く

著者:横関大/ナレーター:谷合律子/出版社:幻冬舎(Audible版:Audible Studios)

こんにちは、ひよりです。今回ご紹介するのは、横関大さんの『ミス・パーフェクトが行く!』。
『ルパンの娘』の著者による、痛快な世直しエンタメ小説です。
「その問題、私が解決いたします」という頼もしい口癖の主人公に、休憩中に聴いていたつもりが、続きが気になってなかなか止められない時間が続きました。
ナレーターの谷合律子さんの朗読とあわせて、じっくりレビューしていきます。

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ミス・パーフェクトが行く!

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『ミス・パーフェクトが行く!』のあらすじ

真波莉子は、厚生労働省に勤めるキャリア官僚。「その問題、私が解決いたします」が口癖で、周囲から「ミス・パーフェクト」と呼ばれる頭脳明晰な女性です。しかしある日、総理大臣の隠し子であることが世間にバレてしまい、霞が関を追われることに。次の勤め先はまさかのファミレス——そこから、莉子の型破りな問題解決人生が始まります。

炎上した政治家の不適切発言の後始末、売り上げワーストワンのファミレス店舗の立て直し、不倫が発覚した客室乗務員のセカンドキャリア相談、赤字続きの市立病院の経営再建など、次々と持ち込まれる難題を、莉子は独自の発想と行動力で鮮やかに解決していきます。運転手兼ボディガードを務める元SP・城島との掛け合いも本作の見どころのひとつです。

著者の横関大さんは、ドラマ化・映画化された『ルパンの娘』や、ドラマ化された『K2』で知られる作家。本作はいくつものショートストーリーで構成されており、テンポよく読み(聴き)進められる痛快な世直しエンタメとして、シリーズ化されるほどの人気を博しています。

ひよりの感想

正直に言うと、「総理大臣の隠し子がファミレスで働くことになる」という導入だけで、もうこの物語のテンポの良さが伝わってきました。休憩中に聴いていたのですが、莉子が次々と難題を鮮やかに解決していく様子が気持ちよくて、区切りのいいところで止めるつもりが、つい次の話まで聴き進めてしまう日が何度もありました。

莉子は完璧に見えて、実は人間味のある悩みや迷いもきちんと抱えているところが、単なる「無敵キャラ」で終わらせない絶妙なバランスになっていると感じました。政治家の炎上対応や病院経営の立て直しなど、現実にありそうな社会問題を題材にしながら、読後感はあくまで爽快。仕事や人との関わり方について、聴きながら「なるほど」と思わされる場面もたくさんありました。

運転手の城島との、少しずつ距離が縮まっていく関係性も見逃せないポイント。派手などんでん返しがあるわけではないのに、次はどんな問題が持ち込まれるのか、莉子と城島の関係はどうなるのか、続きが気になって仕方のない一冊でした。

ながら読書ポイント

1話ごとに異なる問題が独立して描かれる構成なので、休憩中や移動中に区切りよく聴き進めやすい作品です。テンポが良く読後感も爽快なので、気分転換したいときにおすすめです。

著者・横関大さんのプロフィール

生年 1975年生まれ
出身 静岡県富士宮市
デビュー 2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー
主な作品 『再会』『K2』『ルパンの娘』シリーズ『チェインギャング』『あの日、消えたエリー』『ミス・パーフェクト』シリーズなど
映像化 『ルパンの娘』がドラマ化・映画化。『K2』がドラマ化

横関大さんは、2010年に『再会』で江戸川乱歩賞を受賞してデビューした作家です。緻密などんでん返しを得意とするミステリー作家として知られる一方、深田恭子さん主演でドラマ化・映画化された『ルパンの娘』のように、コミカルでエンターテイメント性の高い作品も数多く手がけています。

『ミス・パーフェクトが行く!』は、そうした横関さんのエンタメ作家としての持ち味が存分に発揮されたシリーズ。テンポの良い展開と痛快な問題解決劇で幅広い読者から支持されており、続編『闘え!ミス・パーフェクト』『ミス・パーフェクトの憂鬱』も刊行される人気シリーズとなっています。社会問題を題材にしながらも読後感を軽やかに保つバランス感覚が、横関さんならではの魅力です。

ナレーター・谷合律子さんのプロフィール

谷合律子さんは、Audibleで『ミス・パーフェクトが行く!』シリーズの朗読を専属的に担当しているナレーターです。テンポの良い展開が続く本作において、聴き手を飽きさせないリズム感のある読み方が持ち味です。

莉子の頭の回転の速さや小気味よい啖呵、そして城島との掛け合いの軽妙さを、生き生きとした表現力で読み分けており、痛快な世直しエンタメというジャンルの魅力を存分に引き出しています。シリーズを通して同じナレーターが担当していることで、莉子というキャラクターの声のイメージが一貫しているのも、シリーズファンにとって嬉しいポイントです。

よくある質問

Q. 『ミス・パーフェクトが行く!』はどんな作品ですか?

総理大臣の隠し子であることが発覚し霞が関を追われた元キャリア官僚・真波莉子が、持ち込まれる様々な難題を鮮やかに解決していく横関大さんの痛快エンタメ小説です。

Q. シリーズはこの作品だけで完結していますか?

いいえ。『闘え!ミス・パーフェクト』『ミス・パーフェクトの憂鬱』と続編が刊行されている人気シリーズの1作目です。

Q. 「ながら読書」向きの作品ですか?

1話ごとに独立した問題が描かれる構成のため、休憩中や移動中に区切りよく聴き進めやすい作品です。

Q. Audible版のナレーターは誰ですか?

谷合律子さんが朗読を担当しています。

まとめ

『ミス・パーフェクトが行く!』は、頭脳明晰なヒロインが次々と難題を解決していく、横関大さんならではの痛快な世直しエンタメ。谷合律子さんの軽快な朗読が、莉子の小気味よい啖呵と城島との掛け合いを一層引き立てます。ぜひ「ながら読書」でそのスカッとする読後感を味わってみてください。

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